ビーガンってナニ?
ビーガンの食生活について
海外ではセレブを始め多くの人がビーガンという食生活を取り入れています。しかし日本では取り入れている人は少なく、聞いたことがない人もまだまだ多いと言われている、このビーガンについてのご紹介です。
◆ビーガンについて
ビーガン(vegan)とは1944年に英国にて設立されたビーガン協会が提唱している「すべての動物の命を尊重し、動物を犠牲にしない精神」に従ったライフスタイルのことを指します。食品、衣服、日用品などライフスタイルのさまざまなところに動物愛護精神が重視されているのです。
特に現代は癌や心臓病など深刻な疾患によって多くの人が苦しみ死の原因となっていますが、ビーガンの食生活はそれらの現代病の予防にもなることから世界中で注目されているのです。
◆ベジタリアンとの違い
ビーガンの食生活はベジタリアンと同様に考えられがちですが同じではありません。まずベジタリアンの場合は菜食主義と言われていますが、実は乳やチーズなどの乳製品や鶏卵が食べられるのです。
もちろんベジタリアンの中にも鶏卵や乳製品を食べないという考え方の人もいますが、
現在そのタイプのベジタリアンはビーガンに移行している人も多いと言われています。
ベジタリアンはいくつかのタイプがあります。
植物性食品のみを食べるビーガン
植物性食品と乳製品は食べるラクト・ベジタリアン
植物性食品と乳製品、卵は食べるラクト・オボ・ベジタリアン
植物性食品と魚、卵、乳製品は食べるペスコ・ベジタリアン
に分かれます。
では、ビーガンの場合はどうでしょう。
ベジタリアンと同じく菜食主義ではありますが、牛乳やチーズなどの乳製品や鶏卵など一切禁止。
またハチミツも食べられません。鰹節などの出汁も食べる事はしません。
つまり生産の過程に、生き物が関わるものは一切口にできないのです。
また基本的な精神もビーガンの場合は動物愛護の精神から行われており、ベジタリアンの場合は健康思考、倫理観、宗教など個々の精神によって行われます。
◆まとめ 海外で人気の高いビーガンの食生活は、これから日本でももっと取り入れられるようになることでしょう。健康のことを真剣に考えて思い切ってビーガンの食生活を少しずつでも取り入れてみませんか。一部ご紹介したように美味しいビーガンフードも簡単に手に入るので安心してスタートできそうですね。